心臓に毛が生えている理由 (角川文庫) [ 米原万里 ]
角川文庫 米原万里 角川学芸出版 KADOKAWABKSCPN_【ニコカド2016_3倍】 シンゾウ ニ ケ ガ ハエテイル ワケ ヨネハラ,マリ 発行年月:2011年04月 ページ数:277p サイズ:文庫 ISBN:9784043944361 米原万里(ヨネハラマリ) 1950年、東京生まれ。
作家。
59〜64年、在プラハ・ソビエト学校で学ぶ。
東京外国語大学ロシア語学科卒業、東京大学大学院露語露文学専攻修士課程修了。
ロシア語会議通訳として活躍し、80年、ロシア語通訳協会の初代事務局長、のちに会長を務める。
著書に『不実な美女か貞淑な醜女か』(読売文学賞)、『魔女の1ダース』(講談社エッセイ賞)、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(大宅壮一ノンフィクション賞)、『オリガ・モリソヴナの反語法』(Bunkamuraドゥマゴ文学賞)などがある。
2006年5月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 親戚か友人か隣人か/2 花より団子か、団子より花か/3 心臓に毛が生えている理由/4 欲望からその実現までの距離/5 ドラゴン・アレクサンドラの尋問/6 対談 プラハ・ソビエト学校の少女たち、その人生の軌跡(米原万里vs池内紀) 在プラハ・ソビエト学校で少女時代をすごし、ロシア語同時通訳者として活躍した著者が、鋭い言語感覚、深い洞察力で、人間の豊かさや愚かさをユーモアたっぷりに綴る最後のエッセイ集。
同時通訳の究極の心得を披露する表題作、“素晴らしい”を意味する単語が数十通りもあるロシアと、何でも“カワイイ!”ですませる日本の違いをユニークに紹介する「素晴らしい!」等、米原万里の魅力をじっくり味わえる。
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